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キャットフードの塩分濃度のチェック方法と、塩分控えめフードおすすめ3商品


キャットフードには、嗜好性を高める目的や、水分摂取を促す目的のために塩分量の多い商品が数多く存在します。しかし、塩分の摂りすぎは猫にとっても良くありません。1日当たりの必要塩分量や塩分チェック方、塩分控えめのフードを紹介します。
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減塩が必要な猫とは

我々人間と同様、猫も塩分を摂りすぎると血圧が上昇し、高血圧や腎臓に負担がかかります。猫の味覚は、「塩味」「苦味」「酸味」しかありません。完全な肉食動物な猫に「甘味」は必要ないのです。このため、塩分を多く使用し嗜好性を上げるフードが多く存在ます。

特に塩分を控えた食事を与えたいのが、腎疾患や心臓病を持つ猫です。そもそも腎不全や心疾患は塩分の摂り過ぎから発症するものも多いため、おやつの与えすぎや人間の食べ物を与えることは避けましょう。

塩分が多い食材と塩分濃度のチェック方法

塩分の多い食材

  • 人間用の食材(加工食品)
  • ジャーキーなどのおやつ類
  • グルタミン酸ナトリウム

猫に必要な1日のナトリウム量

AAFCO(米国飼料検査官協会)では、キャットフードには1㎏に最低0.2%以上のナトリウム含むことを基準としています。しかし、最低値の基準はあっても、これ以上は入れてはダメ、という決まりはありません。

猫にとって必要なナトリウム量は、成猫で100g当たり0.2%以上ということになります。カナガンを始め、品質の良いキャットフードには100g当たり0.3~0.5%の記載が多く見られました。この数字を参考に、パッケージのナトリウム量を見直してみましょう。例えば、ナトリウム量1.5%という表記があれば、塩分が多すぎるということです。

出典:AAFCO栄養基準に基づく成分分析一覧表

塩分濃度チェック方法

猫に必要な塩分は、生肉から十分に摂取な量をすることが可能です。そのため、余分なナトリウムや塩素などの材料が配合されたフードは避けましょう。

猫缶などのウェットタイプのフードであれば、人間用の塩分濃度計でチェックすることが出来ます。しかし、粒上のドライタイプでは、このように測定ができないため、原材料の成分表示からしっかり読み取ることが必要です。

塩分量の少ないフード紹介

ナトリウム量の少ないキャットフードを見ていきましょう。

カナガン

主原料:◎乾燥チキン35.5%、骨抜きチキン生肉25%、サツマイモ
ナトリウム量(100g):◎0.36%
人工添加物:◎不使用
カナガン公式サイト

エアドライ・キャットフード NZグラスフェッドビーフ

主原料:◎肉・魚介 90%以上(ビーフ生肉、ビーフレバー生肉、ビーフラング生肉、ビーフトライプ生肉)、ニュージーランド緑イ貝
ナトリウム量(100g):◎0.30%
人工添加物:◎不使用
エアドライ・キャットフード NZグラスフェッドビーフの内容を詳しく見る

プリスクリプション・ダイエット療法食 c/dマルチケア

主原料:×米、トリ肉、小麦
ナトリウム量(100g):〇0.50%以下
人工添加物:◎不使用
プリスクリプション・ダイエット療法食 c/dマルチケアの内容を詳しく見る

低価格帯フードの塩分量に注意!

調査している中で、低価格帯のフードには、原材料内に「ナトリウム」や「塩」などの表記が見られる商品が目立ちました。詳しい配合量は分かりませんが、原材料に記載されているという事は、それだけ多くの塩分が使用されているということです。

また、成分表に記載があっても、「何グラムあたり」の表示がない商品もありました。例えば、ナトリウム3.5%とあった場合に、一体何グラム当たりの配合量なのか不明なため、不安です。

安全な表記は、栄養成分欄に「(例)100gあたりナトリウム0.35%」といった、何グラムに何%ナトリウムが配合されているか、詳しく明記されている商品です。

キャットフード塩分濃度まとめ

キャットフードには、嗜好性を上げるために塩分が多く配合されている商品が多いのですが、過剰に摂取すると血圧があがり、腎臓に負担がかかってしまいます。1日に必要なナトリウム量は、成猫で0.2~0.5%です。原材料の成分表示から、ナトリウムの配合量をチェックしましょう。

塩分控えめのフードとしてカナガン、エアドライ、プリスクリプション・ダイエットc/dを紹介しました。比較的良質なフードには、塩分が少ない傾向があります。これは、本来猫に必要な肉を多く使用し、その肉に含まれる塩分のみ配合されているからです。新鮮な肉を多く配合すれば、余分な塩分を配合しなくても自然と嗜好性が高くなるのです。

安いからといって安易にフードを選ぶのではなく、原材料や栄養成分を確認し、粗悪な材料や余分な材料の配合がないフードを与え、大切な猫の病気予防を心がけましょう。