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CMで話題の猫用おやつ「いなばCIAO(チャオ)ちゅ~る」は与えても安全?


2017.02.09

今CMで話題の猫のおやつ、「いなばCIAO(チャオ)ちゅ~る」。ペーストタイプで与えやすい、食べている姿が可愛いなどと人気のようです。しかし、安全性はどうなのでしょうか。いなばCIAOちゅ~るの原材料や成分を調査しました。

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出典:Amazon

「いなばCIAOチュール」とはどんな商品?

ウェットタイプフードをを主に販売しているいなば食品の、ペーストタイプのおやつで、バリエーションも豊富です。容量は1本14gで4本入りで、大容量の60本入りも発売されています。国産、緑茶消臭成分が商品の特徴でもあるようです。
用途:猫用おやつ
容量:1本14g×4本
価格:899円(まぐろ) ※Amazon

Amazonでのレビュー

実際に与えてみた方の声を見てみましょう。

  • 具合が悪く、食欲がない時に食べてくれた
  • 食欲のない高齢猫の食事に最適
  • 普段水をあまり飲まないので、水分補給ができる
  • とても良く食べるのでおやつに最適
  • 薬を飲ませる際に混ぜている

味によって多少違いはあるものの、高評価な記事が多く見られました。「おやつ」として与えている記事も多いのですが、「食欲がない、水を飲まない、薬を飲ませる際に、歯の弱い高齢猫に」などといった、病気や介護時の補助食として使用しているレビューが多く見られたことには驚きでした。そういった利用方法もできるのが、人気の理由なのでしょうね。

CIAOちゅ~るの原材料、成分検証!

人気のCIAOちゅ~るですが、主原料や成分など安全面を見てみましょう。CIAOちゅ~るには10種類以上のラインナップがありますが、その中から売れ筋の商品や気になる商品を抜粋して調査しました。

まぐろ

主原料:まぐろ、まぐろエキス、タンパク加水分解物、糖類(オリゴ糖等)
詳細:人気のまぐろ味です。主原料はまぐろです。糖類がかなり含まれていますが、猫の味覚に「甘味」はありません。オリゴ糖は腸内環境改善に良いのですが、「等」との表記や糖類として使用されているため不安です。

11歳からのとりささみ

主原料:鶏肉(ささみ)、ほたてエキス、糖類(オリゴ糖等)、コラーゲンペプチド
詳細:11歳以上の老猫用のちゅ~るです。「ささみ」を使用しているため低脂肪かと思いきや、普通の「まぐろ」と成分を比較してもカロリーやタンパク質、脂質の配合率などが変わらないため、11歳以上の理由が不明です。

1歳までの子ねこ用 まぐろ

主原料:まぐろ、まぐろエキス、タンパク加水分解物、糖類(オリゴ糖等)
詳細:子ネコ用ちゅ~るです。普通の「まぐろ」味と原料は同じですが、子ネコ用のほうがカロリーや脂質が多いという違いがあります。

とりささみ&いか

主原料:鶏肉(ささみ)、いか、いかエキス、タンパク加水分解物
詳細:猫に与えてはいけない食材である「イカ」をあえて使用しています。「イカ」を与えてはいけない理由としては「消化が悪い」からです。ペースト状にしてあるので消化に問題はないのかもしれませんが、わざわざ与える必要もないのでは?という商品です。

毛玉配慮 まぐろ

主原料:まぐろ、まぐろエキス、タンパク加水分解物、糖類(オリゴ糖等)
詳細:主原料は普通のまぐろ味と変わらないのですが、キトサンやセルロースが配合されており、まぐろ味の食物繊維は0.1%に対し毛玉配慮は3.5%と多めになっています。

いなばCIAOちゅ~る検証結果 あくまでも「おやつ」!

ちゃおちゅ~るの用途は「おやつ」です。そのため、嗜好性を重視した原材料の配合になっていることが分かりました。糖類を多く配合しており、調味料や着色料も使用されています。

嗜好性を高くする濃い味付けになっています。そのため、食いつきは良いのでしょうが、毎日与えると肥満や糖尿病などの原因になるほか、本来必要な「総合栄養食」を食べなくなってしまう可能性があります。与える際は必要最低限にしましょう。

また、一時的な食欲低下の補助食として与える目的ならば良いのですが、「総合栄養食」としての役割を補う栄養素ではありません。あくまでも「おやつ」ですので、慢性的な疾患や高齢などからくる食欲低下などへの使用はおすすめできません。

食いつきが心配な猫ちゃんは、おやつに頼るより、抜群の食いつきで飼い主さんたちの支持を得ている人気の「カナガンキャットフード」など、フードそのものの品質をワンランクアップさせてみるのもよい手です。おやつ代を差し引くと、案外1日当たり200円以内でプレミアムフードをあげることができます。これを機に、フードの見直しも検討してみてください。

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【執筆者】動物看護士 はら

動物看護士 harago

青山ケンネルカレッジ 動物看護学科卒業。愛玩動物介護士、愛玩動物救命士、愛玩動物搬送士の資格を持ち、動物病院、フレンドアニマルメディカルセンター、ペットショップ、動物園等での勤務経験多数。飼い主さんと猫ちゃんの幸せで安心な暮らしのために、情熱を込めてライター活動を行っています。