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冬の猫の食欲不振には少量のまたたびが効果的!悪影響が出ない範囲での活用法を教えます

2017.02.14

猫にまたたび」というほどに猫はまたたびが好きといわれています。猫はどうしてまたたびが好きなのでしょう?また、またたびを与えることに悪影響はないのでしょうか。
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そもそも「またたび」とは?

「またたび」とはマタタビ科の落葉ツル性木本(冬に葉を落とす木) ののことを指します。国内では全国的に生息し、6月から7月に梅によく似た花を咲かせます。

またたびの意味は、アイヌ語で「冬」を意味する「マタ」と、「亀の甲羅」という意味の「タブヌ」という意味から来ていると言われています。実際に、またたびの実は亀の甲羅に似た形をしています。

なぜ猫は「またたび」が好きなの?

猫にまたたびを与えると喜んだり機嫌が良くなるなど、人間がお酒に酔ったような反応が多く見られます。これはまたたびに含まれる「マタタビラクトン」「アクチニジン」「βーフェニルエリルアルコール」という成分に理由があります。

猫は上あごに「ヤコブソン器官」と呼ばれるフェロモンを感知する器官がが存在します。またたびに含まれる「マタタビラクトン」と「アクチニジン」が、ヤコブソン器官で感知されると、猫の中枢神経に作用し「性的興奮状態」になるため、気分が良くなる場合が多いのです。

またたびに悪影響はない?

またたびは中枢神経を麻痺させる作用があるため、麻痺の効果が強すぎると、呼吸がしにくくなるなどの悪影響があります。ひどい場合は「呼吸困難」になり、命に関わるようなな重篤なケースも報告されています。猫がまたたびに反応する強度には、年齢や体格、体質など個体差がありますので、少量でも強く作用してしまう場合もあります。

また、またたびには部位によって成分の配合量が異なります。粉末、液体、実、枝、葉の順番で効果が強くなっていきます。またたびを与える際には、またたびのどの部分を使用しているのか記載のある商品が安心です。

またたびはどんな時に与えると効果的?

またたびの与えすぎには注意が必要ですが、以下のような場合に使用すると効果的です。

  • 季節の変わり目など、一時的に食欲がない場合にフードにかける
  • ストレス解消に
  • 爪とぎ場所を覚えさせる
  • 一緒に遊びたい時

しかし、中にはまたたびに無関心な猫や、興奮しすぎて凶暴になってしまう場合もあります。また、アルコールのように少量なら健康に良いということもありません。中枢神経を麻痺させる「麻薬」のような物質ですので、与えすぎないよう注意が必要です。

またたびを活用して「冬の食欲・飲水低下」を予防しよう!

猫は寒い冬が苦手です。寒い時期は、愛猫の食欲や飲水が少なくなり心配な飼い主さん多いと思います。そのような場合にも、またたびは効果的です。普段のフードや水にまたたびを少量加えると、食欲や飲水量の促進効果が期待できます。また、冷たい水よりも、人肌程度に温めてあげると、より食いつきが良くなりおすすめです。

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なぜ猫は「またたび」が好き?まとめ

猫がまたたびを好きと言われるのは、またたびに含まれる「マタタビラクトン」と「アクチニジン」という成分が、猫が持つフェロモンを感知する「ヤコブソン器官」を刺激し、中枢神経を麻痺させることで気分が高揚し、お酒に酔ったような反応を見せることが理由です。

猫にとってまたたびは「麻薬」のような作用があり、気分が高揚するのですが、効果が強すぎると興奮しすぎて凶暴になったり、呼吸困難になったりすることがあるため、与えすぎには注意が必要です。

与える際にももちろんですが、保管にも注意が必要です。置いておいたまたたびを猫が勝手に開封し、大量摂取してしまうと、呼吸困難など時に重篤な症状に陥りかねません。保管する場合は、猫の手の届かない場所に置くことが必要です。

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【執筆者】動物看護士 はら

動物看護士 harago

青山ケンネルカレッジ 動物看護学科卒業。愛玩動物介護士、愛玩動物救命士、愛玩動物搬送士の資格を持ち、動物病院、フレンドアニマルメディカルセンター、ペットショップ、動物園等での勤務経験多数。飼い主さんと猫ちゃんの幸せで安心な暮らしのために、情熱を込めてライター活動を行っています。