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猫の冬場の食欲低下や飲み水量の低下はニボシ・鰹節のふりかけで解決!ただし適量は厳守!

2017.02.21

猫が好きな「かつお節」や「ニボシ」。安くて手に入りやすく、猫も喜ぶので、ついつい与えてしまいがちですが、果たして猫の健康を考えると与えても大丈夫なのでしょうか?与えることの影響や賢い与え方などを調査しました。
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かつお節やニボシはそのまま与えると危険!

かつお節やニボシには、「マグネシウム」を始めとする「ミネラル」が多く含まれています。ミネラルは猫にとって必要な栄養素ですが、必要な分は普段のフードに十分含まているため、これらを与えると過剰摂取になってしまいます。

ミネラルを摂りすぎると、「尿石症」や「腎不全」のリスクが高まるため危険です。尿石症は尿に結石(結晶状の塊)ができ、血尿や排尿困難などの症状が出ます。また、腎不全は進行性の病気で脱水や下痢などの症状が現れ、ひどくなると老廃物を排出できなくなり、尿毒症を引き起こす可能性もある危険な病気です。

かつお節やニボシもかしこく適量を守って使えば、冬場の食欲低下を予防できる!

寒い冬場は、猫の食欲や飲水量が低下しがちです。食欲が低下すると免疫力が落ちて風邪を引きやすくなったり、栄養不足になったりして良くありません。また、飲水量が減ることでも、猫に多く見られる病気「尿石症」のリスクを高めてしまいます。

猫は人間や犬に比べ味覚が優れておらず、代わりに嗅覚が発達しています。そのため、「おいしさ」は味ではなく香りで判断しています。そのまま与えることは良くない「かつお節」や「ニボシ」ですが、「香り」だけを利用すれば、冬場の食欲や飲水量の低下を予防することができます。

続いて、具体的な方法をアドバイスしていきますね。

鰹節や煮干しをお茶パックに入れて、フードに香りだけを移す方法

市販されているお茶パックに、かつお節やニボシを入れて、フードの袋に入れておきます。そうすると、フードに良い香りが移るため、食欲がアップ効果が期待できます。

かつお節やニボシ自体をそのまま猫に与えることは良くないため、そのままフードに混ぜ込むことはせず、必ずお茶パックなどに入れて香りだけ移るようにしてください。

だし汁で飲水量を増やす方法

お鍋に水を入れ、ニボシやかつお節を入れひと煮立ちさせたら、入れたニボシやかつお節は取り除きます。これだけで良い香りのスープが完成します。スープはそのまま飲料水に混ぜて与えたり、ドライフードにかけて与えると効果的です。だし汁のみを与えればミネラルが含まれないため、安心して与えることができます。

人間より嗅覚が優れていますので、だしをとるかつお節やニボシの量は少量(ニボシは1~2匹、かつお節はひとつまみ程度)で十分です。また、与える際にはやけどをしないよう、最高でも温度は40度ほどに冷ましましょう。常温でも問題ありませんが、人肌程度に温めたほうが猫は好む傾向にあります。

猫にかつお節やニボシは与えても大丈夫?まとめ

かつお節やニボシはミネラルを多く含んでいるため、与えると過剰摂取になってしまいます。猫にとって必要なミネラルは通常のキャットフードに十分に含まれています。ミネラルを摂りすぎてしまうと、「尿石症」や「腎不全」などといった病気のリスクが高まり危険です。これは猫用のかつお節やニボシでも同様です。

そのまま与えると危険なかつお節やニボシですが、とても良い香りがします。この香りを利用すれば、嗅覚が優れている猫の、冬場に多い食欲不振や飲水量低下に役立ちます。お茶パックに入れてフードの袋に入れれば、フードに香りが移り食欲アップ効果があるほか、だし汁を混ぜれば飲水量を増やすことができます。

そのまま与えることはおすすめできないかつお節やニボシですが、このような工夫をすれば、猫の健康維持に役立ちます。猫は味覚が優れていないため、おいしさは臭いで判断します。そのため、そのまま与えなくても香りだけで十分に満足させることができるのです。

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【執筆者】動物看護士 はら

動物看護士 harago

青山ケンネルカレッジ 動物看護学科卒業。愛玩動物介護士、愛玩動物救命士、愛玩動物搬送士の資格を持ち、動物病院、フレンドアニマルメディカルセンター、ペットショップ、動物園等での勤務経験多数。飼い主さんと猫ちゃんの幸せで安心な暮らしのために、情熱を込めてライター活動を行っています。