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猫の爪除去は行っていいの?爪を除去したことによって起こる悪影響とは

2017.06.29

猫が家のソファーや柱などで爪を研ぎ、家具をぼろぼろにされたという経験がありませんか?猫の爪とぎは猫が本来持っている本能であり、また伸びてきた爪を削るという体のメンテナンスのための行動でもあります。

爪とぎ猫

とはいえ、家のあちこちで爪を研がれるとたまったものではないですよね。そのため、爪を除去(爪をとってしまう手術)を選択する飼い主さんもいるようです。

ですが、その爪除去という行為は、のちのち愛猫や飼い主さんに思わぬ影響を及ぼすことになる可能性があるとのこと。爪除去は行うべきなのか、また行ったことで起こってしまう悪影響とはどのようなものか、チェックしました。

爪の除去手術とは

家具を傷つけられないよう、また小さな子供がいる家庭は子供が傷つかないよう、愛猫の爪を除去する手術を受けさせる人もいるようです。

猫の爪除去手術の内容

爪の除去手術と聞くと、爪のみを抜いてしまうというイメージを持っている人が多いと思いますが、実際は第一関節から切り落とす、かなり大がかりな手術となります。

ヨーロッパ圏などのペット先進国はこの除去手術を法律で禁止していますが、日本やアメリカなどは動物愛護の観点からあまり好ましくはないが、行うか行わないかの判断は飼い主に任せるというスタンスを取っています。

手術を行った場合に予測される悪影響とは

猫の爪を、指の第一関節から骨ごと切り落とすというおおがかりな手術を行った場合、家の中を傷つけられることは減少しますが、その分次のようなさまざまな悪影響を及ぼすという記事があります。

  • 歩行困難
  • 攻撃的になる
  • 不適切な場所でおしっこをする
  • 過剰な毛づくろい

爪除去手術後の猫が、猫用トイレで排尿しなくなるのは、がたがたした猫砂が足に当たって痛くて柔らかいカーペットの上で尿を足していると考えられます。また、歩き方が変わることによる背中の痛みや足の慢性痛によって、毛づくろいが異常に増えるのではないかと推測されています。

そのため、爪の除去手術は愛猫には受けさせるべきではないという獣医師も増えました。

「猫の爪」は除去してはいけない理由】(excite.ニュースより)
英文原典「Why you really shouldn’t declaw your cat—and what to do instead

猫が家具を傷つけないようにするには

猫の爪除去手術をしなくとも、家具を傷つけられないよう工夫をするといいでしょう。

  • 爪とぎ棒を設置する
  • 家具には保護カバーをかける
  • こまめに爪を切ってあげる
  • 爪とぎ棒近くに好きなものを置き他の家具から興味をそらす

このような工夫をすると、手術をしなくても大事な家具は守れます。

まとめ

猫の爪除去手術はヨーロッパでは禁止されているものの、日本やアメリカではまだ行っている場合もあります。家具が傷つかなくなる分、愛猫に与える負担ストレスは相当なものになるため、反対する獣医師が増加しています。

家具を守ることができる工夫を行えば、手術を行う必要はなくなりますので、「猫のひっかき傷が困る…」という方は、爪の除去手術は指ごと切ってしまう大掛かりなものであることを知っていただき、その最終手段に出る前にご家庭でできる対策をとってみていただければと思います。

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