1. ホーム
  2. 最新ニュース
  3. ≫猫から国内初の感染症。濃厚な接触は避けるべし

猫から国内初の感染症。濃厚な接触は避けるべし

2018.02.28

犬や猫から人間に感染するという感染症によって、国内初の死者が出てしまったという驚きのニュースです。

注意

気になるこの感染症とはどのようなものなのでしょうか。また、今現在ペットを飼育している飼い主さんは、どのようなことに気を付け対応すればいいのかを見ていきましょう。

国内初「コリネバクテリウム・ウルセランス感染症」による死者

国内で初めて、猫から感染した感染症によって、60代の女性が亡くなってしまったというニュースが流れました。

人獣共通「コリネバクテリウム・ウルセランス感染症」で国内初の死亡例 福岡の60代女性、ジフテリアに似た菌」(産経ニュースより)

感染症は人から人に感染、動物から人に感染、人から動物に感染などさまざまなケースがありますが、今回驚きのニュースとなった「コリネバクテリウム・ウルセランス感染症」は、犬や猫などから人間にうつるとされる人獣共通感染症のひとつです。

この60代の女性は、3匹の猫に屋外で餌をやっていることが多かったそうです。コリネバクテリウム・ウルセランス感染症は、ペットなどが持つコリネバクテリウム・ウルセランス菌に感染することで起こる感染症ですが、女性の血液から、この菌が検出されたといいます。

のどの痛みや咳などの風邪に似た症状から重症化し、呼吸困難などを起こし、最悪死に至ることもあります。

国内では2013年に初めて感染例が報告され、その後25人の感染者が出ましたが、死者が出たのは今回が初めてです。

感染しないための予防方法とは

コリネバクテリウム・ウルセランス感染症は非常にまれな感染症であり、現在ペットを飼育している人が過剰な心配をする必要はないそうですが、気を付けておいた方がいいことがあります。

コリネバクテリウム・ウルセランス感染症予防方法
  • くしゃみや鼻汁などの風邪に似た症状や皮膚病を発症している動物には安易に近づかない
  • 動物と触れ合った後は、しっかりと手洗いをする
  • 口移しや箸で餌を与えない
  • 顔を舐めさせるなど濃厚な接触はしない
  • ひっかかれないように気を付ける
  • 感染した疑いのあるペットはすぐに動物病院を受診させる

まとめ

国内初のコリネバクテリウム・ウルセランス感染症による死者が出たというニュースがありました。これまでも数十件の感染例がありましたが、そのどれも犬や猫を飼育している経験のある人だったそうです。

過剰な心配は必要ありませんが、口移しなどの濃厚な接触や、動物を触ったあとはしっかりと手を洗うなどの基本的な予防は、ペットを守るためにも必要であると考えます。

よく読まれている記事